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2014年1月

2014年1月25日 (土)

暁の明星 宵の流星 #196-②

オーン教会で世話になる事三日間、アムイとキイの二人はは念のために偽名を使いながらも、教会で運営されている孤児院の子供たちや教会で働く人々に世話になりつつ、積極的に彼らの中に入り、いつの間にやら馴染んでいた。もちろん共にいるイェンランとシータも、ここを提供してくれたシュンメイを手伝いながら、教会の雑務に積極的に勤しんでいる。

「まぁ、あれね。世話になってて何もしない、というのもねぇ」
シータは山のような洗い物を抱え、にっこりとイェンランに笑いかけた。
「ふふ。何か久しぶりに普通に生活しているって感じがするー。皆優しいし、子供たちはかわいいし」
同じく両手に洗い物を抱えたイェンランも久しぶりに屈託のない笑顔を見せる。ずっと緊張した日々が続いたのだ。気を緩めてはならないと頭の隅で思ってはいても、今の状況を楽しんだっていい。
「それよりかあの二人、すっかり子供たちに懐かれて、いい保育士さんになってるのが、何かおかしい」
イェンランはクスクス笑いながら、ちらりと教会前で子供らと戯れている背丈の大きい二人の男に視線を投げた。
「キイは絶対、女の子に人気あるとは思ったけど、意外とアムイって子供受けするのねぇ。いつも仏頂面で怖い表情(かお)なのに」
「子供は本能で嗅ぎ取るからね。いい人かそうでないか」
よいしょ、とシータは洗い物の入った籠を抱え直すとそうポツリと言った。
「あれでもねぇ、同年代やそれよりも上の人間は苦手だったけど、下の子たちには慕われてたのよ」
「アムイ?」
「うん」
ふ、とまつ毛を伏せるシータの横顔に、昔を思い出しているという表情が浮かぶ。
「あの当時、どんなにを人を拒んでいても、アイツの何かを感じ取って傾倒する存在は必ずいたの。それがうんと幼い子供だったり、野生の獣だったり」
「ふぅん…」
「いくら本人がぶっきらぼうだったり冷たくしても、アイツを慕う子は結構いたのよね、不思議なんだけど」


+ + +


「ねー、ルーさぁん!こっち来てお花一緒に摘んでーー」
「いやぁっ!ルーさんはあたしと川にいくのよぉ」
「ちょっと!ルーさんに迷惑かけないの!ごめんなさい、みんなわがままばかりで。……その、のど乾きませんかっ?中でお茶でも飲みましょうよ!」
「メルねーちゃん、ずるぅい~。ダメ、絶対だめ!ルーさんを独り占め絶対、禁止!」

「こらこら、お姫様たち、喧嘩はダメだよ。みんな仲良くね♪」

目の前の超絶美形が方目を瞑ってふんわりと微笑む。その破壊力にまだ経験値のない少女たちははぅぅっと熱い吐息を零し、うっとりと彼を見上げる。

+ + +

「あらら。子供相手にちょっと刺激強過ぎじゃない、あの馬鹿」
シータはけっと小さく毒吐くと「ちっちゃくっても女は女なのねー」と苦笑した。
「……なんかキイって…ずるい」
「お嬢?」
「普通にしてても人を惹きつけるのに、あんな笑顔を無防備に晒して、女なら誰にでも愛想振りまくって……」
「だから言ったじゃない、生粋の女タラシだって」
「うー」
「ま、あれはしょうがないわねぇ。生まれつきだから」
けけけっと意地悪く笑うと、シータはずんずんと先に行ってしまった。
「あーん、待ってよ、シータぁ」
少女たちに囲まれているキイの方に気持ちが向いてしまっていたが、早く仕事を片付けるのが先決だと、イェンランは後方を振り切ってシータの後を追った。

+ + +

「ねぇ、レイお兄ちゃん、剣を教えて。ボク、強くなりたいの」

キイはもう一つの名ルセイから「ルー」。アムイは苗字の「レイ」をそのまま名乗っている。 

そして今、年齢の割には拙い言い方の少年がアムイの目の前で手を組んで懇願していた。
「セイオン、どうしたんだ?急に」
不思議な顔でアムイは目の前の少年の顔を覗き込んだ。見るからに小柄で華奢な子供だ。知らなければ7歳くらいに見える。だが、彼は今年10歳になる。彼の母親からは、生まれる時にトラブルがあり、その後遺症で全体的に発育が遅れている、と聞いていた。
母親譲りの金茶の髪が、日差しを受けてきらきらと輝く。大人しくて温厚で、だけどそのせいで苛められることが多いせいか、おどおどとした印象を受ける。
「お兄ちゃんは武人さんなんでしょう?ボク、お兄ちゃんが立派な剣を持っているの、お部屋で見ちゃった。……だから、教えてほしいの」
「強くなりたいって…」
「うん。強くなって、お母さんを護るの!」

きらきらと黒い瞳を輝かせ、一生懸命訴える子供を無下にはできない。
アムイと鬼ごっこしようと集まっていた他の子供たちが口々に不満を口にするのを抑えてから、アムイはこきこきと肩を回してこう言った。
「よし。男はみんな俺が稽古つけてやる」
わぁっと男の子たちは歓声をあげるとアムイの傍に駆け寄った。


* * *

「…あの、レイさん、ありがとうございました。息子がわがまま言ったみたいで」
夕食の後、片づけをしに行こうとするアムイに、セイオンの母親が声をかけた。
彼女はこの教会に住み込みで働いている女性だ。主に孤児たちの面倒をみているようだ。
「いや、わがままどころか…。お母さんが好きなんだな、あの子。お母さんを護るために強くなりたいって」
「あの子が…そんな事を?」
アムイが無言で頷くと、彼女の灰色の目にうっすらと涙が溜まる。
セイオンの母、ステラは痩せ形の大陸では平均的な身丈の女性で、長い金茶の髪を一つに纏め、その容貌から北の国の人間でないことが推し量れた。出会ってからそんなに経ってはいないが、彼女がとても真面目で誠実な人間だと誰もが感じている。
年のころはキイよりも少し上だろうか、彼女の振る舞いはとても落ち着いたものだった。
「あの子は……セイオンは滅多に他の人に自分から話しかけたりしないのに…。レイさんって不思議な人ですね。あの子の笑顔、久しぶりに見ました」
「いや、俺は何も……。でも、セイオンは素直な優しい良い子だ。剣術を習って少しでも自信につながれば、もっと強く生きられると思う」
「……ありがとうございます…。あの…私たちの事、シュンメイさんからどのくらい聞いておられますか?」
その言葉にアムイの片眉が上がった。
「いや、詳しいことは…。ただ、自分のせいで巻き込んでしまって人生を狂わせた人がいる…と。それが貴女の事だという事しか……」
「そうですか」
困ったように、それでいてホッとしたような彼女の表情に、アムイは何か引っかかるものを感じた。
「今でも。私達に罪悪感を持ってらっしゃるんですわ、あの方は。……これも運命、もう過ぎたことだというのに……」
「ステラ……さん?」
アムイの訝しむような目にはっとしたステラは、無理やり微笑みを顔に張り付かせた。
「いいえ、何でもありませんわ。……とにかく、本当に感謝します。息子に温かい手を差し伸べて下さって」
ステラは深々とお辞儀をすると、そのまま厨房の方へと入ってしまった。

アムイはそれ以上、セイオンとステラ親子の事を考えるのを止め、今晩王都から情報を持ってくるであろう人物に思考を移した。自分達以上に心待ちしていると思われるシュンメイの話によると、遅くとも深夜にはここに着くらしい。彼女からはその時に紹介すると言い、その彼女は今日、何度も屋敷と教会を行ったり来たりしていた。


そして皮肉にも、ステラ親子がどうしてここにいるのか、その後、王都からやって来た主人(あるじ)と客人らによって明るみになることになる。
それはシュンメイがアムイ達に話そうとして話を濁してしまった、ある事件に関係するのだが、その事実に、アムイとキイ、自分達の生まれの現実をまざまざと突き付けられるとは、この時の二人は思いもしなかった。


そのお目当ての人間はその日の夜半、二人の客人を伴って教会にやって来た。
ちょうど部屋にはシュンメイ親子の他にアムイとキイの二人がいた。シュンメイからは王都へ偵察に行ってくれた人物がここに来ると言われたからだ。

「とーちゃ!とぉーちゃぁぁんっ!おかえりぃぃ」
弾丸のように飛び出して、部屋の扉を開けた大きな男に飛びついたシュンメイの息子のリージィンは半べそを掻いていた。
「おい、リー。子供がこんな遅くまで起きていちゃよくないだろ」
「だってぇ、だってっ。なかなか帰ってこなかったじゃん。とーちゃ、俺の誕生日までには帰るって言ってたのにっ」
「ごめんごめん。どうしても帰れない事情があったんだ。……シュンメイ」

ハロルド=ヘイワードは自分の妻を呼んだ。彼はシュンメイ=リアンの夫であり、神国オーン出身の敬虔なオーン神教徒である。3年前に亡くなった妃、リザベル・フローラ=ルシファマール付きの騎士であった。彼女亡き後、母国に帰ったとされていたが、実はずっと北の国モウラに彼はいた。それは一部の王族に内緒でこの国の女と結婚し、子を儲けたからである。
立派な体躯、短い薄茶色の髪、若草のような緑色の瞳。初めて会った時から全く変わっていない。あれからもう十年経って、子供が3人もいるのに。


「お帰りなさい、ハロルド。こら、リージィン、お父さんが帰ったらすぐベットに行くって言ってたでしょ?こっちにいらっしゃい」
そう言いつつ息子を夫から離すと、後方に佇む二人の人影に目をやって驚いた顔をする。
「まぁ…。お客様?」
「ああ、今回どうしてもという事でお連れした」
「……まさかその法衣…。大天司(だいてんし)……様?」

シュンメイのその言葉で、部屋の空気がピンと張りつめた。

大天司…って…。最高位の神官…?滅多に神殿から出ないという位の人間が、こんな辺鄙な極北の田舎に?

「夜分、申し訳ありません」
涼やかな美声がして、がっしりした男がハロルドに続いて部屋に入って来た。

立派な体躯、短い銀髪、そして空色の瞳。夜色のマントから除く衣服は、神官でも高位の者が着る白の法衣だ。そして圧倒的な“気”が彼から放たれているのが、武人であるアムイやキイにはよくわかった。

その彼の纏う気高いオーラに息を呑んだアムイたちは、誰一人彼から目を離すことはできなかった。

「私はクライス・グレイ=ヘイワード。大聖堂の神官をしています」
人当たりの良い優しい表情で、堂々と彼は名乗った。
「それから彼は私の下で修行しているリンチ-天司。この教会の責任者であるフォウ天司の甥だというので、今回私についてきてもらいました」
ぺこり、とクライスの後ろにいた細くて神経質そうな男が頭を下げる。

「ええっ!貴方がクライス大天司、いえ、今は聖典大天司(せいてんだいてんし)様……ですよね…あの…」
シュンメイが驚きの表情のままにクライスを見る。彼はハロルドと顔を見合わせると、ふわっと表情を崩し、満面の笑みを浮かべてこう言った。

「そうです。初めましてシュンメイ。従兄弟のハロルドが大変世話になっています」


栢ノ守 超。私的通信……更新



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2014年1月 5日 (日)

暁の明星 宵の流星 #196‐①

※今回短いですが投下します


* * * * * * * * * * * * 

シュンメイが重い口を開こうとしたその時、にわかに部屋の外が騒がしくなり、話は突如部屋に飛び込んできた子供に遮られた。

「かーちゃ!兵隊さんが沢山おうちに来る!」

皆はその内容に緊張が走った。飛び込んできた6歳くらいの男の子は肩までの黒い髪を振り乱し、息を切らしながらシュンメイの膝上に乗っかった。
彼女は子供にシッと口元に人差し指を当て、床に下ろすとすくっと立ち上がった。
「リージィン、エンジュと一緒に隣の部屋にあるローブを取ってきて。慌てなくても大丈夫よ」
リージィンと呼ばれたその黒髪の少年はコクコクと頷くと、シュンメイの傍にいた使用人の少女と連れ立ってその場を離れて行く。

「兵隊……って」
「中央軍でしょうね、第一王子に寝返った……。
皆さん、窓から絶対に顔を出さないで。意外と早くこの村に入ってきましたわね。きっとこの一軒ずつ偵察がてらに鎮圧を告げに来たのでしょうから」
イェンランの言葉を途中で遮ったシュンメイは、ふぅっと溜息を吐きながら目と目の間を揉んだ。
「で、俺達はどうすればいい」
キイの言葉にシュンメイは困ったように口元を歪めると、
「皆さんには……信徒になってもらいます」
きっぱりとそう答えると、慌てて両手に沢山の布地を抱えて戻ってきたリージィンとエンジュの二人から、それらを一枚ずつアムイ達に渡す。
「えっと?」
それは体をすっぽりと包む濃紺のローブだった。しかも、フード付きで、胸元に紋章らしきものが銀の糸で刺繍してある。
「これは……」
「オーンの紋章…ですね。信者の礼拝の正式な衣装ということですか?」
戸惑うアムイに、シータがシュンメイから手渡されたローブをじっと見つめて言った。
「そのとおりです」
「何故これを?」
「説明は後で。とにかくすぐにそれを着て下さい。なるべくフードを深く被って。…ええ、そんな感じですわ。これから巡礼に向かうような気分でいてくださいね」
シュンメイは微笑むと自らもそのローブを身に着ける。そして意を決すると着衣の終わったアムイ達を庇うように前に立った。
「リージィンこっちへいらっしゃい」
シュンメイが少年を呼び寄せると、彼の小さな体をぎゅ、と後ろから抱き込む。

それと同時に玄関の扉が開け放たれた。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

なだらかな丘の上に、小さな教会がある。その教会の後ろにはまた質素な宿舎があって、そこには信者や孤児、そしてその教会を守る聖職者が住んでいる。
宿舎の後方には鬱蒼とした森が茂り、その奥に信者の墓がひっそりとあるという。

今、アムイ達はこのオーン神教会に匿われていた。


どやどやと踏み荒らすように屋敷に入ってきた中央軍兵士らに対峙したシュンメイは、上手くアムイ達をオーン教信徒と誤魔化して、難なく兵士らを追い出すと、間髪入れずに全員屋敷から連れ出した。
そして案内されたのが、このオーン神教会であった。

「まさかオーンの信徒にされるとはね」
キイが苦い笑いを浮かべて信徒用のローブを脱ぐ様子を、シュンメイは複雑そうな表情で見守る。その様子を傍で見ていたアムイは、彼女はどこまで知っているのだろうと疑問に思った。
「…信徒でもない方に、無理やり振りをさせて申し訳ありませんわ。でも、これが一番手っ取り早く難を逃れる手段でした。…特にここは、異教の中でもオーン神教には寛大だからです。亡くなった妃であるリザベル様に縁がある関係、国教である北星教の次に保護されております。ですから異国の方でも無暗に怪しまれないという利点があるので…」
シュンメイの申し訳なさそうな言葉に、目を一瞬丸くしたキイは、「いや、変な言い方をした」とバツが悪そうに頭を掻いた。
「そうよぉ、キイ。絶対神様の加護で難を逃れて、感謝こそすれ文句を言うなんて、ほーんと、肝っ玉のちっちゃい男だこと、ねぇ?アムイ」
「……シータ…」
アムイは疲れたように息を吐いた。痛烈な皮肉にキイの眼が三角になっている。このままだとまたいつもの二人の諍いが始まりそうだ。
「だいたいなぁっ、シータお前は…」
「それよりも、シュンメイさん、貴女はオーン神教に縁があるんですか?信徒でもない俺達に、信仰の証でもある……礼拝で使うローブまで貸してくれて、かえって神を冒涜したことにならないか?」


清廉であり潔癖を貫くオーン神教は他の宗教よりも戒律が厳しくて有名だ。
特に他と一線して違うところは、オーンには出家というものがない。
天仏神を崇める他教には、一般の者でも途中から門徒として受け入れるところがほとんどであるが、オーンの場合、唯一の神に仕える職…つまり聖職者は一般信徒とは別の存在で、彼らは聖職者となるために、幼少から成人前までに必ず純潔であるという条件のもとに入門し、修行を積む。唯一の神の名のもとに神の手足となって神に仕え世の中に奉仕するために聖職者は作られ、だから途中から聖職者になりたくてもなれないのである。
たとえば、他の寺院のように、人生に疲れた者が神仏の世界に入門し僧(聖職者)となる、ということはオーンでは考えられない。純潔を重んじ、不浄を疎うオーンの神官や巫女になる人物は、当たり前だが俗世の垢にまみれていてはならないのだ。何故なら彼らは神の使いでもあり、神に向かう立場であるから清らでなくてはならない。それが第一前提であるからだ。(だが信徒は途中からでも神の洗礼を受ければなれるが)

そのような潔癖ともいえる思想のオーン神教の信徒たちも、そのように神は不浄を疎うと信じているから(いや、本質は正しい)信者でもない人間が無暗に神の懐に入るのを嫌がる傾向がある。神に対する真摯な思いが行き過ぎて、どうも他教徒を排除しがちなのだ。ただ、それも宗教戦争が終わり、宗教の自由が認められてからはかなり緩和されてきたが。

「そうですね。…中には神聖なローブを他教徒に貸すのを嫌う者がいると思いますが、この教会はオーンであっても、モウラ国にある分教です。ここに駐在している聖職者もこの国の人間ですので、大聖堂よりも融通がききます。人助けと知れば、教会からは文句などないでしょう」
「では、シュンメイさんはオーン神教徒?」
イェンランは小首を傾げてシュンメイを見上げた。見下ろす彼女の目が優しさを湛える。
「ええ。10年前に結婚して改宗しましたわ。……その…夫が信徒ですので」
頬を染めて言う彼女の手に、先程の黒髪の少年がぎゅっと縋り付く。その子の瞳を見て、皆はあ、と息をのんだ。
先程はそれどころではなくて、飛び込んできた彼女の息子だと思われる少年をよく見ていなかった。黒い髪に白い肌。それよりも何より、その子リージィンの目は若草のような優しい緑色だった。


栢ノ守 超。私的通信……更新



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2014年1月 4日 (土)

新春のご挨拶と、お知らせ

新春あけましておめでとうございます。

新年のご挨拶くらいはこちらにしようと思い、書いております。
年末の挨拶もなく、本当に失礼致しました。

本当は、この挨拶文も新しく作った場所に書くつもりだったのですが、急きょ、こちらの都合で場所を移動することになりまして…。

ご迷惑をおかけしますが、今年よりコチラの方に近況や更新・活動報告をさせていただきます。

タイトルは捻りも何もありません『栢ノ守 超。私的通信』となりますです。ヤフーブログです。はっきり言ってまだ使い方慣れてません(苦笑)
でも以前のブログの方がちょっと自分に合っていなかったというか、使い辛かったという…。はっきり言って自分の我儘でこうなりました

どうか私的通信の方もよろしくお願いします。

そして、本編なのですが、今年の目標は完結と更新間隔を狭めること。
なかなか仕事の様子を窺うと、ちょっと厳しい面もありますが、現在マイパソコンちゃんの復旧も合わせて、精進する所存です。

昨年は本当にご訪問の皆様にご迷惑をおかけしました。
結局終わる終わる詐欺をしてしまい、あまつさえメンテナンスといってブログを一時中断し、パソコンクラッシュしたといっては長期更新滞って……メタメタでございましたぁ

これで読み手様にかなり愛想つかされたと思っております…(話もグダグダになってきてますし)
そういう覚悟で今年は自分と向かい合い、新たなステージに進みたいと思っております。

現在私生活とうまく創作活動がかみ合っておらず(これは今に始まったことではありませんが)その調整に苦労しておりますが、せめて今年は黙々と筆を進めていこうかと決意しました。

思えばリハビリと称してブログを始め、文字を綴る拙さを嘆きながらも挑戦とばかりに突っ走った処女作。いい加減、形にして完走したいです。もう、稚拙で本当に恥ずかしい作品ですが、お付き合いいただけるとは思ってなくて、本当に少しでも目を通してくれている方がいる、というだけでここまで来れました。

ご訪問、そして読んでくださる方、お言葉をくださる方、本当に本当に感謝です。

これからも創作図鑑をよろしくお願いします。
また、このハンドルネーム(kayan)と栢ノ守の名で他のところにも出没するかもしれませんが、見かけしましたら気にとめていただけると嬉しいです。

今年もよろしくお願いします。

kayan(栢ノ守くれは)
Photo

PS、昨日、映画『永遠の0』を家族そろって観に行きました(汗)7歳の娘、よく頑張った。あの長時間、無事に席を立つこともなく、意味もまだわからないところが多かったのに。…この感想は別のところでしたいと思います…。

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