第二弾 中央国ゲウラ(桜花楼含む)
《後半以降に出現する人物達、国など》
●ゲウラ中央中立国
……天下の女の園、桜花楼のある中立国家ゲウラは、大陸の中心に位置する小さな国。
大陸での諸事情のため、少なくなっている女を守るため、国家資金のため、高級娼館を保護・保持していたが、十数年前にその娼館(桜花楼)は独立し自治区となる。それも女を商売として大きくなったが故の結果であった。
この話ではゲウラの詳しい国家内情は語られていないが、小さいながらも知恵を持って存続している国のようである。他の4国のように、王家が国を治めているとは違うようなのも、この国の特徴かもしれない。
本編では詳しく出てこないが、どうやら共和制国家らしい。ゼムカ王ゼイゼムの一人娘がゲウラの元老院をしている、という話が出てくる。どうやら宗教戦争前に、この国を作った君主が断絶したらしい。それに変わる機関として共和制となった経緯があるようだ。
中枢機関は議会。(ゲウラ中央議会)
世界各国の要人が集まることで有名である。大陸全体の話し合いは必ず中立で治安のよいゲウラで行われる。
全大陸から集めたあらゆる最高位で結成される【賢者衆】も、本部はここにある。
*ジャクリュエル執政官*
ゲウラの国家元首である。四十代のナイスミドル…という話。
*ガイヴァ議長*
ゲウラ議会の議長を務める。かなりの名門の出。
*フィオナ=サーチ元老院*
男ばかりのゼムカの元王、ザイゼムのひとり娘。二十三歳。
黒髪に紫色の瞳の絶世の美女。この若さで女性初の元老院を務めている。
バツイチで現在サーチ書記官と再婚。……多分この本編ではちらりとしかお出になりません(汗)話にたまに出るくらいの、大陸でかなり有名な女性の一人。
●桜花楼(おうかろう)
……ゲウラ国営娼館であるが、今は自治区となって独自に女性の管理を行っている。質の良い女性を抱えているのが有名で、王侯貴族も御用達であり、かなりの巨額が動くという。桜花楼にスカウトされた少女はレベルが高く、将来は高位に嫁いだり身請けされるのが多いとされる。女を不当に扱うのを防ぎ保護するためにできたとされる高級娼館であるが、それは全て男の意向に沿うものである。
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